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5千万円を元手にして道楽商売するとしたら

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宝くじ当選妄想も第4回目。前回は5千万円を自由に使って好きな事で商売を始めるというところまで。

前回の続きで、初期投資2千万、運転資金3千万で毎月20万円赤字でも10年以上続けられるという仮定で進めてみる。では何をしようか。それが問題だ。

案その1:ヨコノリ系セレクトショップ

これまで長い事サーフィン、スノーボード、スケートボードにとりつかれたようにハマって生きてきたので、好きな事全部詰め込んだ店を始める、というもの。好きなものに囲まれて仕事ができるというメリットがあるが、仕入れる商品の金額が大きいのがデメリットか。スノーボード、スケートボード、サーフボードを100万円分ずつ仕入れて、あとはスノーウェア100万円、ウェット100万円、スケートシューズ100万円、アパレルも100万円分仕入れよう、あとゴーグル100万円、時計も100万円分仕入れよう、今のところ全部で800万円か。好きなもの100万円ずつ買うのは楽しそうだ。これはいい夢見れるな。店舗借りて店員雇ってとかやってたら、売れないと想定をはるかに超える赤字になってしまう。しかし仕入れから店舗の陳列まで好きなようにできるという遊びはかなり楽しそうだ。もっと投資することにして土地を買ってトレーラーハウスでも置いて、ランプ作ったりバーベキューできるようにしたりして夢の暮らしをするのも魅力的だ。うわー楽しそう。まさに道楽。

案その2:アプリ開発

なんせ利益なんて気にしないでやれる金持ちの道楽商売という妄想なのだ。自分が作ってみたいアプリをせっせと作るのは楽しそう。人を雇うとすると事務所の家賃と支払う給与で毎月の赤字が余裕で20万円を超えてしまうのでプラン通りに進めるのは厳しいが、初期投資は小さな事務所を借りてパソコンを数台買うくらいで済むので、浮いた分を人件費に充てれば可能か。

案その3:LINEスタンプ開発

アプリ開発と同じく初期投資が安くできそうだし、お絵かきしてくれるアルバイトさんを雇ってのびのびとやれるかも。すでにLINEスタンプを描くアルバイトなんてあるんだろうか。面白そうだ。

案その4:ブログ開発

案2,3と同じく初期投資は安く抑えられる。アルバイトで記事を書いてくれるライターさんを探して日々記事を書いてもらうというもの。気になる事を調べてもらって記事にしてもらうというのは面白いかもしれない。時給より1記事いくらの方がいいかも。相場だと1文字1円くらいらしい。やり方によっては事務所すらいらないな。これも面白そう。

ここまでのまとめ

ヨコノリ系セレクトショップの妄想が一番はかどった。ただ、お店をやるんじゃなくて自分の好きなものを項目ごとに100万円分集めるのが楽しそうなだけかもしれないが。時にバイヤーになり、時に店長になり、妄想は膨らんで楽しかった。現実にとらわれない欲望のままの妄想は、宝くじが当たった場合に考える一番適したテーマなのかもしれない。

このところ、ひたすら宝くじの当たる妄想をしてきたおかげで何となく自分の心の奥にある欲望が何なのかをいつもより強く感じることができた。それは好きなことだけして生きていきたいという欲望だ。少年のような心を持つ中年といったところか。素敵な夢を追いかけて少年の心を忘れないで生きるのは素晴らしい事だが、自分の場合はそういう類の少年の心ではなく、単純に我がままで自堕落な欲望が強く出ているだけのようだ。そもそもが宝くじを数枚買うだけで大金を手にしたいという欲望からくる妄想なので仕方がないところか。

どうせ妄想なのだから、次回は一気に大金を使うならどうするか考える事にしよう。今日はここまで。

続く

-FewRew