面白そうな事を探して
やわらかな頭をイメージして、自分自身と向き合う。心が躍りだすような、ワクワクするよような"何か"はどこにあるのか。これまでの人生ではスノーボード、サーフィン、SK8、音楽が自分のワクワクだった。どれも20年ほど楽しんできたのだが、数年前から徐々に、確実に、情熱の温度が下がっていくのを感じていた。
夢の終わり
ただ楽しいからやっていたことで食べていきたかった。しかしプロの道は厳しく、望むようなスキルもない。だから、続けていくことで何か面白い事を探すようにしていた。だが、見つからないまま惰性で続けるような状況を迎えた。そうこうするうちに40歳を過ぎてしまっていた。気が付けば若い頃に夢見た自分にはなれないまま夢は終わっていた。認めるしかない段階にきていた。
次の夢を探して
面白そうな事を探すのは、それがきっと次の夢になるからだ。この一年、じっくり探してみようと思う。今はまだ影も形も見えないが、”まだ見ぬ何か”にワクワクして生きるのは若い頃の感覚をもう一度感じれるようで嬉しい。人生を知った気になってワクワクを失っていたのか。思い込みという危険なトラップだ。誰も明日何が起こるかなんて知らないのに。自分から罠にはまっていた事に気が付いて、心は少し柔軟さを取り戻せそうだ。
何をしようか
具体的にどうしたいのか浮かばないので、その時その時でしたいと思ったことをしてみることにした。そうして過ごした先週末は、ゲームとマンガ三昧だった。結果、かなりリフレッシュできた。今やっているのはダイイングライトという、ゾンビとならず者に支配された街を生き抜くサバイバルホラーなゲーム。始めは難しくて死にまくったが、徐々に慣れてきて、武器も強くなってできる事も増えたので、かなり楽しめている。漫画はいぬやしきを7巻まで読んだ。 偶然、1人で人類を滅ぼせるくらいの人間型超科学軍事兵器になった2人の人物がその力をどう使うのか、というストーリー。これも楽しい。発想や描き方が素晴らしくて、先の展開が非常に気になる。
気付いた事
今の世に出回っている娯楽は、非常に完成度が高く、面白そうなゲームや漫画だけでもかなりの時間楽しめるし、新しいと感じる刺激も受ける事ができるという事に気が付いた。しばらくはゲームとマンガ生活をしてみようかと思う。問題はそれをどう生かすか、なのだが、とりあえずは楽しめるだけ楽しんでみよう。